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■ネコババについて

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ちょっとした出来心で落ちているものを拾ってきたり、

ゴミ捨て場でまだ使えるものを回収したりする人いませんか。

それは立派なネコババですよ。

でも、ネコババって字面で意味を考えると意味不明ですよね。

そんなわけで、今回はネコババについて調べようと思います。

 



まずは語源です。

ネコババの語源は一応2つに説がありまして、ひとつは、辞書で引けばすぐ出てきます。

このように。

 

ねこ‐ばば【猫糞】

[名](スル)猫が、糞(ふん)をしたあとを、砂をかけて隠すところから》悪いことを隠して素知らぬ顔をすること。また、拾得物などをこっそり自分のものとすること。「拾った物をする」

 

これはそのまんまですね。

どうやらネコという種族は自分のふんを砂で隠す習性があるようで、

ペットとして飼う際にも“猫砂”といわれる砂をネコ用のトイレに置く必要があります。

 

なんでこんな習性があるのかというと、

ネコのふんは臭いがきついため自分のにおいを外に漏らさないようにやっているそうです。

野性だったころの名残ですね。

決して行儀が良いからとかそういう理由じゃないですよ。

 

それと、もしかしたら糞のことを“ババ”というのに違和感を持った方もいるかと思います。

これは関西地方などでよく使われる言葉でして、「大便、汚いもの、つまらないもの」を指します。

ですので、そこらへんご出身の人はネコババの語源も少しは予想できたのかもしれませんね。

とはいえ、ババは別に方言というわけじゃありません。

 

古来から、日本や太平洋諸島では糞のことをババとかベベとか呼んでいたそうなんです。

汚い話ですが、やわらかい便の時の音から来ている擬音語なんですって。

“うんこ”は比較的新しくて、大体江戸時代初期前後くらいから登場したのだとか。

ちなみに“ばっちい”という幼児語もババに由来します。

 

ここで詳しくやってもアレですので、続きはこちらのブログをご覧ください。

要は、昔からの言い方が関西では今なお使われているということですね。

 

で、ネコババ語源のもうひとつの説ですが、こちらは老婆説と呼ばれています。

江戸時代に実在したという、借金を中々返そうとしなかった猫好きの老婆を由来とするものです。

まぁ、正直こっちは眉唾ものですね。

まさに俗説の典型例といったところでしょうか。

 

余談ですが、なんでババ抜きの時ジョーカーをババっていうのか知っていますか。

もともとアレは「Old Maid」といって、クイーンを一枚抜いて遊ぶものだったそうです。

“Old Maid”とは「結婚適齢期を過ぎた女性」の意で、結婚する相手がいないので一枚余るという、

なんともまあブラックユーモアの塊のような遊びだったんですね。

 

原義の意味で捉えると「年取った家政婦」さんの意ですが、本来は上の意なんだそうです。

しかし、英語に弱い明治時代の日本人は格が違った。

まるっきり間違って翻訳してしまったわけです。

それが「Old Maid」をババ抜きといった理由です。

参照サイト:理由ある太郎メモ

 

そして、ジョーカーをババといっているのは、当時はジョーカーが存在しておらず、

後にジョーカーが誕生し、「Old Maid」のルールが改正されたからなのです。

ゲーム名を変えるのはめんどくさかったんでしょうね。

 

では本題に戻りまして、ネコババって罪には問われるのでしょうか。

答えはもちろん、問われますよ。

それには2パターンあります。

 

地面とか道端に落ちているものを自分の物にしたら遺失物等横領罪(占有離脱物横領罪)です。

その場合、一年以下の懲役または10万円以上の罰金もしくは科料に処せられます。

罰金は1万以上、科料は1万未満と考えてください。

 

自販機のつり銭入れとかごみ箱から持ってきたらおそらく窃盗罪です。

その場合は10年以下の懲役となります。

 

詳しくはわかりませんが、たぶんどっちも微少な額なら罪には問われないでしょうね。

赤信号を渡っても道路交通法違反で逮捕されないのと一緒です。

そんな細かいことにかまっていられないというのが警察の本音でしょう。

それはともかく、やっていいというわけではないですからね。

 

落し物は警察に届ければよいのです。

何せ、もし半年間落とし主が現れなければ、届出をした人に占有権が発生しますし、

仮に現れたとしても、額が高額なら1割の謝礼がもらえるかもという可能性があります。

何にせよ、いいことをしたという満足感は得られますしね。

 

しかし、こんな事件もあるにはあるようですが、

警察官ネコババ事件

うーん、触らぬ神に崇りなしなのかもしれませんね^^;

 

参考サイト:語源由来辞典日本語俗語辞書All About

 

実は、ネコババってもう死語のような気もしますね。

あんまり、というかまったく使いませんし。

いずれはパクるも死語になるんでしょうね。

ああ、恐ろしきかな時代の流れよ。

 

....φ(ω・` )おっと、今回はここで終了です。ありがとうございました。


知らないと恥ずかしい語源300 「猫ばば」の謎 (KAWADE夢文庫)知らないと恥ずかしい語源300 「猫ばば」の謎 (KAWADE夢文庫)
(2009/05/15)
日本語倶楽部

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