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■瞬間最高視聴率の都合の良さについて

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どれぐらいの人が番組を見ているかの指標となる視聴率。

その中でも気になるのが瞬間最高視聴率。

ふむふむ、やっぱり盛り上がる場面がほとんどですなあ。

・・・まてよ、その場面に合わせて多くの人がチャンネルを変えることがあるのか?

まさか!?・・・今回は瞬間最高視聴率の都合の良さについて調べます。



そうはいうものの、どこらへんが都合が良いのかわからない方もいらっしゃるでしょう。

ですので、本題に行く前にどこらへんが都合が良いのか明らかにしておきましょうか。

 

まず、瞬間最高視聴率とはどういった類のものかを説明すると、要するにその番組内で一番視聴率が高かった場面の数字のことを指しています。

いうまでもないでしょうが、平均視聴率と瞬間最高視聴率は別物ですからね。

 

で、こういった場面になりがちなのが、例えば、サッカーのゴールシーンやドラマでの告白シーン、格さん助さんもういいでしょうなどのようにその番組の見せ場、盛り上がるシーンです。

ほら、おかしいと思いませんか。

え?わからないって?

 

瞬間最高ということは、今まで番組を見ていた人に加え、新たにチャンネルを変えた視聴者がその場面を見たということですよね。

1、そんなに多くの人が一斉に、

2、しかもその場面に合わせて、

3、その上そのチャンネルに変える

なんてことがおこりうるでしょうか。

 

ね?不思議でしょ。

こいつはくせえー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜ!

 

というわけで、本題です。

なんでそんなに局側に都合が良い瞬間最高視聴率なのかってことですが、

実はこれには視聴率の構造的な問題が関係してくるようですね。

 

そもそも視聴率ってどうやって採っているか知っていますかね。

結構皆さん勘違いなされている方が多いと思うのですが、

一般のご家庭のテレビをどう操作しようが視聴率は全く変動しません。

意外にこれって知られてませんよね。

 

視聴率を測るある特殊な機器が設置されなければ自分がどの番組をみているかというデータは送られないのです。ある意味個人情報ですしね。

で、その機器はビデオリサーチ社という企業が一般のご家庭に依頼して設置しています。

個人ではなく世帯だということに注意しといてください。

 

じゃあ、どのぐらいの割合で設置されているのという話ですが、

例えば、ビデオリサーチ社が関東地区(東京都(島部除く)、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、静岡県の熱海市伊東市)としている地域の人口は約1500万人だそうです。

その中で、機器が設置される世帯数は600世帯だけなのです。

 

全国でも6600世帯だけです。

仮に全国で66軒のお宅が同じテレビを見ていたら、視聴率は1%ですよね。

さらにテレビなんかで発表しているのは主に関東地区の視聴率ですから、

6世帯がテレビを見ていたら、それだけで1%です。

 

そして、この視聴率1%は約100万人の視聴者がいることに相当します。

まあ、実際にはもうちょっと複雑なんだとは思いますが。

少なすぎね?って感じですが、統計学的にはおkのようです。

もっとも、その信憑性は疑問視されているようですけどね。

 

この仕組みがわかると、“一斉に”という不思議は解決された気がします。

仮に関東地区なら6世帯が同時に動けばいいのですから、奇跡的な確立ではなさそうですしね。

1%視聴率を上げるために、100万人が動くという民族大移動は必要はないというわけです。

 

では次に視聴率が出るタイミングについて追っていきましょう。

 

まず、タイミングとは何なのか。

例えば、テレビで瞬間最高視聴率を発表するコーナーがあると、イチローが打ったシーンで瞬間最高を達成などのように必ずいいシーンで良い視聴率がでていますよね。

この真偽は置いておくとして、ということは、視聴率は秒単位で測っているのでしょうか。

 

と思って調べてみると実はそうじゃないんです。

視聴率は最小で1分単位で測っているんだそうです。

んで、視聴率が出るのが毎分00秒の時です。

00から00の間の変動は考慮されません。

 

例えば、笑っていいともの出だしの視聴率を測る場合には、

12:00:00で視聴率が出るというわけです。(地方の場合は始まりが異なりますが)

これは、12:00:01でも12:0059でも一緒の視聴率です。

何せ考慮されないんですからね。

 

まとめると、60秒間は視聴率は何も変動しないので、その間はずっと同じ視聴率なんですね。

ということはですよ!!!!!

つまり、その瞬間が最高視聴率だった場合、60秒間ずっと瞬間最高視聴率なわけです。

そうであるならば、テレビ局側はその間のどのシーンを選んで紹介しても何の問題もないのです。

 

ですから、テレホンショッキングにガチャピンが登場するシーンとムックさんが登場するシーンが同じ60秒間内だったら、どちらのシーンを瞬間最高視聴率として発表しても大丈夫なんですぞ。

要するに、ある程度は都合の良い瞬間最高視聴率になっているということです。

 

これで、“その場面に合わせて”という不思議はなんとなく解決したような。

一瞬ではなく、ある程度恣意的に60秒間内の場面を選択できるなら、

視聴者がわざわざその場面に合わせてというのは考え方が違いますよね。

 

最後に、ザッピングという技法について触れておきたいと思います。

これは番組がCMに突入するとチャンネルを変えるという荒業です。

NHK大好きっ子には関係ないものですが。

ちなみにジッピングというのは録画した番組のCMを飛ばすという神業です。

 

で、このザッピングですが結構多くの人がやっています。

CMで多くの人が他の番組にまわすということはそれだけ視聴率が変動するということです。

さらに、このザッピングの最中におもしろそうな場面がやっていたら一瞬手を止めますよね。

そうすると、その瞬間が最高視聴率になりやすいのです。

 

例えば、野球中継で9回裏2アウト満塁なんて場面に出くわしたらその後どうなるかをちょっと見てみようかなと思ってしまうわけです。

そして、打者がホームランを打って、よかったよかったと思ってまたチャンネルを戻す。

そうなると、その後は視聴率が下がり、そこが瞬間最高視聴率となるんですね。

んで、次の日には瞬間最高云々と発表されるわけです。

 

そのチャンネルに変える”というのはザッピングが大いに関係しているんですね。
おもしろそうな場面なら多少待つということです。

また、一瞬でも00秒を踏めば視聴率には貢献しますから、

やっぱり視聴率測定の構造的問題もあるというのも忘れないで。

 

まあ、まとめると、

 

1、多くの人が一斉に     →調査世帯は意外にも少ない

2、その場面に合わせて   →最高視聴率の場面はある程度恣意的

3、そのチャンネルに変える  →ザッピングによるサーチ

 

ということですね。

 

都合の良さが完全に解決されたわけではないですが、

多少は納得できる部分があったのでは思います。

特殊な機器をうちにもつけてって人は運を天命に任せましょう。

 

それにしても、昔より全然テレビ見てないなあ。

でも、おねがいランキングは頻繁に見ている不思議。

 

....φ(ω・` )おっと、今回はここで終了です。ありがとうございました。

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■コメント

■No title

地デジでデータ放送になるからより細かい視聴率出せそうだけどやらないんだろうなぁ
連中都合の悪くなりそうな事はしないしね

■No title

>>六月さん

今現在も出そうと思えば出せるそうなんですけどね。
まあ、これは局側の問題というよりも、ビデオリサーチ社側の問題なんでしょうね。
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