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■なぜセミは鳴くのかについて



ミンミン、ツクツク、カナカナ…etc
もはや夏の風物詩と化しているセミちゃん。
あのけたたましい音を聞かないと夏を認識しない人も多いかと思います。
でも、彼らが命を賭してまで鳴きつづける理由とは何なのでしょう。
まだ間に合う自由研究ということで調べちゃいます。



さて、そもそもセミちゃんとは何者なんでしょう。

あの「simple2000シリーズ THEムシ」のようなまさに虫そのもののフォルム。
人に危害を加えることなく、ひたすら己が使命を全うする心意気。
そして、命幾ばくもない諸行無常を体現した生き方。

考えれば考えるほど、セミちゃんのことが気になります。
もっと知りたいなセミちゃんのこと。

パパッとwikipedia先生で引いてみましょう。
先生によるとセミちゃんの生物としての定義は次のとおり。

 セミ(蟬・蝉)は、カメムシ目(半翅目)・頸吻亜目・セミ上科(Cicadoidea)に分類される昆虫の総称。
 「鳴く昆虫」の一つとして知られる。

なるほどわからん。
まあ、セミちゃんはカメムシ目という愉快な仲間の一員で、
カメムシやアブラムシなどの仲間なんだということ覚えておけばおk。

セミちゃんをあえて漢字で書くと「」または「」のようです。
「蟬」は「単」の旧字体が「單」なだけなので「蝉」と同じと思っていいんでしょうね。
では、なぜこのような漢字が割り当てられたのでしょう。

虫編に単…
ま、まさかセミちゃんの孤独さをこの一文字に表現している…?
んなわけありませんね。

で、これを調べてみるとこれがまた奥が深くて嫌になるっ。

というのも、右側の単(單)は象形文字なんですが、
「盾」からの象形文字説と「うちわ」からの象形文字説があるんです。
蝉という漢字を説明するならば、はたしてどちらが適切なのか。
まあ、漢字をつくった当時の話なんて誰もわからないし、正直想像の世界なんでしょう。

二つの説を紹介してみます。

盾説で蝉の成り立ちを説明していてわかりやすいのは“漢字の音符”さん。
単は上に二本の羽飾りをつけた楕円形の盾の象形としています。
「單」を見てみると、確かにそんな感じの盾もありそうな気がしますよね。

で、盾という意味があったという証左として「戦」や「獣」をあげています。
「戦」は左側が「單」という盾で右側が「矛」という武器なわけですね。
「獣」は左上が盾、左下が囲い、右側が猟犬で、追い込んで捕まえたけものです。

ちなみに「獣」の左下は祝詞の容器という説もあり、もともとは儀式を意味し、
けものという物体ではなく、狩猟という行為を表したという方もいます。
(参考:“漢字教育士ひろりんの書斎”さん)

さらにちなむと、弾とか憚は単(たん)の形声文字なんだそうです。
形声文字というのは、要は音ありきの漢字。
「タン」という音に弓へんやりっしんべんをくっ付けているわけです。
この場合の右側のような音を表す文字を「音符」といいます。

むむむ、説得力ありますねえ。
で、そこから転じて盾は一人一人持つので「ひとつ」という意味や、
盾がうすいので、「うすい」とか「たいら」という意味が出てきます。

んでもって、いよいよ蝉の説明ですが、
セミちゃんは「うすい羽を持っている虫」なので「蝉」なんだそう。

でも、ちょっと待ってください。
うすい羽を持っている虫なんてごまんといそうなものです。
正直ここに関しては説得力が弱い気がしませんか。

もう一方、うちわ説は “風船あられの漢字ブログ”さんがわかりやすかったです。

こちらでは、単は藤製の団扇(うちわ)を動かす様子を表す象形文字としています。
僕がこれを最初に見て思い描いたのが、相撲の行司さんが持ってる軍配です。

nannkore_27.jpg

ほら、なんとなく「單」っぽくないですか?
まあ、軍配はうちわではありませんが、こういうイメージなんでしょう。
そこから転じて、こちらでは「上下に動く」という意味が出てきます。

んでもって、セミちゃんは「羽を上下に動かして鳴く虫」だから蝉

どうでしょう。
こちらの方が説得力をビンビンと感じませんか?

ただ、ちなんでばかりで申し訳ないですが、
セミちゃんは、羽を動かして鳴いているわけではありません。
発音筋という筋肉を動かして空洞のお腹で音を共鳴させています。
こんな感じね。

nannkore_28.jpg

でも、そんなの昔の人はわかりません。
当時は鳴く虫=羽を震わせてる、これ常識です。
かがくのちからってすげー。
深く突っ込まない。

こちらの説では、弾は「弓や琴の弦(ゲン)を上下に動かす」の意、
憚は「心が上下に動いてびくびくする」の意としています。
盾説の形声文字よりはロマンスがあります。

さて、この二つの説、どちらが正しいのかはさっぱりわかりません。

僕は素人なので想像で言わせてもらうと、
単はもともと盾の意味があったが、その意味は段々と失われ、
途中でうちわを指す言葉になったのだろうと思います。
いいとこ取りですが、これなら論理に無駄がありません。

ちな、「蝉鬢」(せんびん)という言葉があります。
これは蝉の羽のように美しい髪のようすを表した言葉で、
女性の髪が美しいさまを例えるのに使います。
蝉という漢字にも「うつくしい」という意味があったりします。

ここから思うに、儀式に用いたうちわ(單)と蝉の羽は、
同じようにえも言われぬ美しさとされていたのかもしれません。
真相は闇の中です。

まあ、どちらもセミちゃんの羽が漢字を形づくっている点は共通しているので、
「単」は「うすくて、上下に動く羽のこと」と覚えておけば大丈夫でしょう。
無責任ですが、これに虫編をつけて蝉になると勝手に結論付けておきましょう。
これで漢字テストはばっちりんりん。

さてさて、話が脱線していますが、
もともと敷かれたレールの上を走っていないので、
気にせずセミちゃんの話を続けていきましょう。

ここまではセミちゃんの学術的な分類と、
蝉という漢字の成り立ちについて説明してきました。

続いてセミちゃんの種類がどれだけいるのか気になりませんか?
その辺にいるセミちゃんの鳴き声だけでも結構違いますよね。
大体がミンミン野郎な気はしますが。

ワールドワイドな視点で見ると、世界には約3000種類ものセミちゃんがいます。
以外に海外にもいるもんですね。
んで、日本にはそのうち30種類ぐらいが生息しているそうです。

今回はその中でも夏にこいつは欠かせないという、
まさに鉄板のセミちゃんベストナインで打線を組んでみました。

1(右) チッチゼミ
2(二) ニイニイゼミ
3(遊) ミンミンゼミ
4(一) クマゼミ
5(補) エゾゼミ
6(三) エゾハルゼミ
7(中) アブラゼミ
8(左) ヒグラシ
9(投) ツクツクボウシ


とまあ、結構適当ですが、
この9種のセミちゃんは名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
全種ご存知の方はセミマイスターです。

聞いたことがないよ、という方もご安心ください。
これまた適当にこのセミちゃんズの特徴を紹介していきますので、
今日からセミマイスタ―を目指して一歩一歩頑張っていきましょう。
大きさは羽まで含んでのものと思います。

nannkore_29.jpg
チッチゼミ
生息地:北海道と沖縄を除く国内、北海道にいるのはエゾチッチ
大きさ:2~3センチぐらい。本州では国内最小。
鳴き声:チッチッチッチ
キモさ:ちっちゃいのでマシなようでキモい

nannkore_30.jpg
ニイニイゼミ
生息地:日本全国至る所
大きさ:3センチぐらい
鳴き声:チー…ジー…
キモさ:木の一部かと思ったらニイニイゼミだったキモい

nannkore_31.jpg
ミンミンゼミ
生息地:沖縄除く国内
大きさ:5~6センチぐらい
鳴き声:ミーンミンミンミン
キモさ:見慣れてかわいく思えてきた憎い奴。キモい。

nannkore_32.jpg
クマゼミ
生息地:国内南西、海沿いに多い
大きさ:6~7センチぐらい
鳴き声:シャアシャアシュリシュリ(シャリシャリした感じ)
キモさ:なんか横に広くてキモい

nannkore_33.jpg
エゾゼミ
生息地:北海道から九州まで
大きさ:5~6センチぐらい
鳴き声:ギー
キモさ:カラフルでキレイ、キモい

nannkore_34.jpg
エゾハルゼミ
生息地:北海道から九州まで
大きさ:3~4センチぐらい
鳴き声:ミョーキンミョーキンらしい(言葉ではとても表せない)
キモさ:黒茶色でシンプルなキモさ

nannkore_35.jpg
アブラゼミ
生息地:北海道から九州まで、とにかくいっぱいいる
大きさ:6センチぐらい
鳴き声:ジー
キモさ:ミンミンゼミに似ている、どっちもキモい

nannkore_36.jpg
ヒグラシ
生息地:日本全国
大きさ:5センチぐらい
鳴き声:カナカナ
キモさ:小柄な感じで初心者向けなキモさ、鳴き声は好き

nannkore_37.jpg
ツクツクボウシ
生息地:北海道から九州まで
大きさ:4~5センチぐらい
鳴き声:ツクツクボーシ
キモさ:細身でキモい

(画像は
コカねっと!」さんからお借りしました)

とまあ、こんな感じです。
実際に鳴き声を聞いてみたいという方は、
コカねっと!」さんでこの9種の鳴き声を公開しています。
聞いてみると身近なセミちゃんの種類が分かるかもしれません。

既にセミマイスターの方は、
鳴き声が結構違うので、その違いが分かるよう、
セミちゃんソムリエを目指して頑張りましょう。

さて、そろそろ本題かなと思ったあなた!現実は非常です。
後半に続きます。
長いからね。仕方ないね。

というわけで、次回「続・なぜセミは鳴くのかについて」でお会いしましょう。

また見てくれよな~!((∩^Д^∩))



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